アップルの「iPhone 6」用のフレキシブルなサファイアディスプレイカバーを示すビデオ

アップルの「iPhone 6」用のフレキシブルなサファイアディスプレイカバーを示すビデオ

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

· 1分で読めます

変形テスト中のiPhone 6のディスプレイカバーと思われるもの | 出典: Nowhereelse.fr

アップルが、いわゆる「iPhone 6」のディスプレイにコーニング社のゴリラガラスから自社製のサファイアガラスを採用する準備を進めていると言われている中、同端末の試作サファイアフロントパネルとされる新部品が、月曜日に香港からのビデオで披露された。

約4分に及ぶこの動画では、パネルをiPhone 5と比較し、その後、一連の計測と部品の柔軟性を示す変形試験が行われている。動画の出所はやや不明瞭で、フランスのブログnowhereelse.frでは「匿名の販売業者」とだけ記載されているが、一部のフレームには香港に拠点を置くサプライヤーの名前が挙がっている。

対角線で測ると、LCD開口部は約4.7インチとなり、次世代デバイスのディスプレイサイズに関する以前の噂と一致しています。また、この部分は、以前のリーク情報で見られたより丸みを帯びたエッジを備えているようです。

両手で変形させたこの部品は、比較的高い柔軟性を示しています。この動画を独自に公開し、過去にAppleの発売前ハードウェアを正確にレポートしてきたブロガー、ソニー・ディクソン氏は、展示されている部品はサファイア製だと主張していますが、実際にサファイアが使用されているかどうかは確認されていません。

Appleは次世代iPhoneのラインナップを、4.7インチモデルと、より大型の5.5インチ「ファブレット」モデルという、2種類のサイズの端末に分割すると広く予想されています。Appleがアリゾナ州のサファイア工場に5億ドル以上を投資したことが明らかになって以来、どちらか、あるいは両方のモデルにサファイア製のスクリーンカバーが採用されるのではないかという噂が高まっていますが、同社がこの素材を他の用途に使用している可能性も否定できません。