Director 8.5 に「トロン」の 3D エンジンを搭載

Director 8.5 に「トロン」の 3D エンジンを搭載

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先週、情報筋が AppleInsider に語ったところによると、Macromedia は、同社の Director 8.5 Shockwave Studio Suite の一部として出荷される 3D ソフトウェア コンポーネント パッケージを間もなく発表する予定だという。

Macromedia の従業員や同社のベータ テスターに​​よって「Tron」と呼ばれているこのソフトウェアは、Director 8 Shockwave Studio に強力な 3D 機能を追加し、ユーザーが Director 内で 3D モデルを作成し、アニメーション化できるようにします。

さらに、情報筋によると、ユーザーは外部の3Dモデリングプログラムで作成された3Dモデルや3Dワールド全体をインポートできるようになるという。「開発者は、モデリングプログラムで作成した3DワールドをTronで追加・修正し、最終的にはDirectorを使ってそれらの3Dモデルをパッケージ化し、ワールドワイドウェブで配信できるようになる」とある情報筋は述べている。

Tron ソフトウェアは明らかに Macromedia と Intel の技術の組み合わせに基づいており、単純なテキスト処理から、最新バージョンの Netscape または Internet Explorer で Macromedia の無料 Shockwave プレーヤーからアクセスできる完全な没入型ゲーム環境まで、幅広い 3D 作品の開発を可能にします。

開発者によれば、Tron はユーザーのシステムの能力を自動的に検出し、それに応じて再生要求を調整する高度なハードウェア検出手順を備えています。

このパッケージには、Director 8 Shockwave Studio に 3D 機能を追加する Shockwave 3D Xtra と、エンドユーザーが Web 上で見るのと同じような表示環境で 3D キャスト メンバーを検査および編集できる「Tron」Shockwave 3D Viewer が同梱されます。

Tron の最も複雑な操作は、Director に組み込まれているスクリプト言語である Lingo を通じて実行されますが、Suite には Tron 動作ライブラリが付属しており、ユーザーは Lingo の知識がなくても 3D 環境を構築および制御できます。

Tron ソフトウェア パッケージは現在開発中段階にあり、完成した Director 8.5 Shockwave Studio Suite は今年後半にリリースされる予定です。