iOS 9の中身:AppleのQuickTypeキーボードでiPadでの切り取り、コピー、貼り付けなどが素早く行えるようになる

iOS 9の中身:AppleのQuickTypeキーボードでiPadでの切り取り、コピー、貼り付けなどが素早く行えるようになる

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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Apple の QuickType キーボードは、iOS 9 で iPad 固有の新しい機能を獲得しました。これには、切り取り、コピー、貼り付け、フォント オプションなどのよく使用されるテキスト入力機能へのクイック リンクを含む「ショートカット バー」が含まれます。

iOS 9にアップデートすると、iPadのキーボード上部、QuickTypeの単語候補の左側に、カット、コピー、ペーストのアイコンが表示されます。これらのアイコンはシステム全体で利用できるため、Safariでの検索からメールの送信まで、あらゆる操作中に素早くアクセスできます。

Appleは、新しいマルチタッチカーソルジェスチャと組み合わせることで、iOS 9キーボードでのテキストの選択と移動をこれまで以上に簡単に行えるようにしました。キーボードを2本指でダブルタップすると、カーソルが置かれている単語が自動的に選択され、トリプルタップすると段落全体が選択されます。

ここから、ユーザーはキーボードの左上にある切り取り、コピー、貼り付けのアイコンを使用して、テキスト フィールドに指を移動させることなくテキストを変更できます。

一部のアプリでは、QuickTypeの候補バーの右側に便利なアイコンが追加されています。例えば、AppleのPagesワードプロセッサでは、太字、斜体、下線のアイコンが用意されており、メールアプリには便利な添付ファイルのショートカットが用意されています。

Appleのメモアプリではショートカットが若干異なり、カット、コピー、ペーストが1つのハサミアイコンに統合されています。これにより、リストボタンと、複数のスタイルを表示するフォントボタンの両方を配置できるスペースが確保されています。

最後に、メモでは、描画や画像を挿入するためのアイコンが QuickType の候補の右側にあります。

iOS 9におけるiPad入力機能の強化には、次世代OSに組み込まれた新しいハードウェアキーボードショートカットも含まれます。具体的には、AppleはハードウェアキーボードからOS Xのようなクイックアプリスイッチャーにアクセスできる機能に加え、サードパーティ製アプリケーションにおけるアプリ固有のキーボードショートカットのサポートも提供しています。