ニール・ヒューズ
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情報筋のミンチー・クオ氏によると、Appleは高解像度ディスプレイを搭載した全く新しいデザインの12インチMacBookと、現在のRetinaディスプレイよりもさらに高いピクセル数を備えた新しい9.7インチの第6世代iPadを来年発売する予定だという。
KGI証券のアナリスト、クオ氏は土曜日、Appleが来年に向けて複数の大型新製品を開発中であることを明らかにした。特に注目すべきは、新型12インチMacBookで、同氏によれば「超薄型クラムシェル型フォームファクター」を採用するという。
彼は、この新モデルが11インチMacBook Airの携帯性と13インチモデルの高い生産性を融合したものになると期待している。ディスプレイは、Appleの高解像度MacBook Pro Retinaディスプレイと同等と言われている。
クオ氏によれば、新しいMacBookは「MacBook Airが築いた画期的な出来事に続き、ノートパソコンのコンピューティングを再び再定義する」と期待されている。
AppleがiPhoneやiPadに搭載されているカスタムAシリーズチップを搭載したノートパソコンを発表する可能性があるとの憶測があるにもかかわらず、Kuo氏は新型12インチMacBookがAシリーズチップを搭載するとは考えていない。むしろ、新型MacBookには従来のIntel CPUが搭載されると予測している。
同アナリストはまた、AppleがRetinaディスプレイ搭載の既存の9.7インチiPadよりも1インチあたりのピクセル数が高い第6世代iPadを開発中であることを明らかにした。最近の噂とは異なり、同アナリストはAppleが来年12インチiPadを発売するとは予想していない。
第6世代iPadは2014年後半に発売される予定で、現行iPadのRetinaディスプレイよりも最大40パーセント多くのピクセルを搭載することになる。
Appleのサプライチェーンにおいて、Parade Technology社は、同社の2014年ラインナップに豊富に搭載されている組み込み型DisplayPort技術の恩恵を受けるだろうとクオ氏は予想している。クオ氏によると、グラフィックスプロセッサとディスプレイパネルのインターフェースを可能にする標準化されたディスプレイインターフェースであるeDPは、来年のApple製品において重要な役割を果たす可能性が高いという。
「Paradeは2014年もAppleの唯一のeDPプロバイダーとしての地位を守り、Appleのサプライチェーンにおけるトップニュースの1つになるだろうと我々は考えている」とクオ氏は調査メモに記した。
クオ氏は、Appleの将来の製品計画を正確に予測してきた実績を持つ。Appleが17インチMacBook Proの販売終了を最初に発表した人物であり、2012年秋のApple製品ラインナップ全体を正確に予測した人物でもある。また、1月に発表した2013年の発売スケジュールに関する予測も、これまでのところ正確であることが証明されている。