ミンチー・クオ氏が方針転換、新型M3 MacBook Proが10月に登場か

ミンチー・クオ氏はMacBook Proのアップデートについての考えを変え、2024年第1四半期までは新モデルの供給が歴史的に逼迫すると予測した。

Apple関連の著名なアナリスト、ミンチー・クオ氏は、Appleが年末までに新型Macを発表しないという噂を強く支持してきた。しかし、1週間後にMac関連の動向を強く示唆するイベントが開催される可能性が高まったことで、同氏は見解を一変させた。

「10月30日のメディアイベントでは、M3シリーズのMacBook Proが焦点になると思います」と、Appleのイベント発表直後にKuo氏はXでツイートした。彼はまた、第4四半期の出荷台数が限られていることを理由に、「今年の発売は難しいだろう」と以前から予測していたことを認めている。

クオ氏の予測によると、MacBook Proの出荷台数は四半期で「合計40万～50万台未満」となる見込みです。クオ氏の予測の上限値でも、これは以前のMacBook Pro発売時の出荷台数の3分の1にも満たない量です。

フラッグシップモデルのMacBook Proシリーズの前回のリフレッシュからわずか10ヶ月しか経っていません。14インチと16インチのM1 MacBook Proモデルと、それに対応するM2バージョンの間には15ヶ月の期間がありました。

そのため、クオ氏は、新しいMacBook Proモデルが発売された場合、「需要が弱まらない限り、供給不足は2024年第1四半期まで続くだろう」と警告している。

クオ氏のツイートはMacについてのみ言及しており、おそらくAppleの示唆によるものと思われる。しかし、彼はiPadについても同様の主張をしており、9月には2023年末までにiPadのアップデートが出る可能性は「低い」と述べている。

クオ氏はイベントの発表以来、iPadについてまだコメントしていない。