アップルのサプライヤー、フォックスコンはこれまでに中国に最大4万台の「フォックスボット」を配備

アップルのサプライヤー、フォックスコンはこれまでに中国に最大4万台の「フォックスボット」を配備

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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アップルの主要組み立てパートナーであるフォックスコンは、雇用者数を最小限に抑えるべく、これまでに中国全土に4万台の生産ロボットを導入したと水曜日の報道で報じられた。

DigiTimesが報じたところによると、フォックスコンの戴嘉鵬氏は台湾の中央通信社に対し、サーボモーターや減速機といった一部の部品を除き、ロボットはすべて自社で製造されていると語った。いわゆる「フォックスボット」が、アップル製品の製造にどれだけ使われているかは不明だ。

しかし、これらの機械は、鄭州の工業施設、成都のタブレット工場、昆山と嘉善のコンピューター・周辺機器工場で稼働していると言われている。

戴氏は、フォックスコンは現在年間1万台のロボットを製造しているとコメントした。1台1台が人間の労働力を代替する上で大きな可能性を秘めている。崑山だけでも、フォックスコンは6万人の人員削減を行ったことが知られている。

最近まで、中国企業にとって、ロボットを使うよりも数千人、数百万人の労働者に低賃金を支払う方がコストが安くなることが多かった。しかし、労働基準の上昇と若年労働者の関心の低下により、一部の企業は自動化に多額の先行投資を行うようになった。