フォックスコン:iPod工場はアップルの承認を得る

フォックスコン:iPod工場はアップルの承認を得る

プリンス・マクリーンのプロフィール写真プリンス・マクリーン

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アップルコンピュータは、iPodデジタル音楽プレーヤーを製造する中国の製造施設内での不当な労働環境の申し立てを調査するため海外に特別チームを派遣したが、問題は見つからなかったと、施設の所有者であるフォックスコンは発表した。

中国CSRの報道によると、フォックスコンの広報担当者、李宗氏は、相手先ブランド供給(OEM)の複雑な給与体系がメディアに誤解を招いていると語った。

広報担当者は、同社は深セン地方政府の最低賃金基準に従って従業員に賃金を支払っていると述べた。

同時に、中国のCSR報告書(情報源の一部が不明瞭)によると、台湾の製造業者は現在、従業員が毎月約80時間も残業していることを認めており、これは中国の労働法に違反することになるという。

報告書によれば、中国では企業が従業員に毎月36時間以上の残業を求めると法律違反とみなされる。

しかしゾン氏は、アップル社は問題を調査するために工場の現場に「特別チームを派遣した」が、「問題は発見されなかった」と述べた。

フォックスコンはこれまで、中国の労働法を完全に遵守しているとして、不正行為の申し立てを否定していた。

今月、英国のメール・オン・サンデー紙がフォックスコンの工場内での直接の証言に基づく独占記事を掲載して 以来、フォックスコンとアップルは厳しい監視を受けるようになった。

報告書によると、AppleのiPodは主に女性労働者によって製造されており、彼女たちは1日15時間、月50ドルという低賃金で働いているという。中には、他の99人の従業員が居住する部屋に住み込み、外部からの訪問が禁止されている労働者もいたという。

先週、アップルはこの件について調査すると発表した。

同社は「アップルは、サプライチェーンにおける労働条件が安全であること、労働者が敬意と尊厳を持って扱われること、そして製造プロセスが環境に配慮したものであることを保証するよう尽力して​​いる」と述べた。