アップル、小売店従業員向けに店内勤務と在宅勤務を組み合わせたモデルをテストへ

パンデミックによる制限が緩和されるにつれ、Appleは小売店の従業員向けに店内勤務と在宅勤務の両方を含むハイブリッドな勤務モデルをテストする予定だと報じられている。

クパチーノに本社を置くテック大手の同社は、2021年後半に「リテールフレックス」と呼ばれるパイロットプログラムを試験的に導入すると、ブルームバーグが木曜日に報じた。この制度により、小売店の従業員は、ある週は実店舗で勤務し、他の週は完全にリモートワークで勤務できるようになる。

在宅勤務中は、小売店の従業員がカスタマーサービス、オンライン販売、テクニカルサポートを担当します。この措置は、世界中でワクチン接種率と経済活動の再開が進んでいるにもかかわらず、多くの消費者が依然として実店舗でのショッピングよりもオンラインショッピングを好んでいることを認識したものです。

事情に詳しい関係筋がブルームバーグに語ったところによると、小売業の従業員は、特定の期間における実店舗の需要とオンラインショッピングの需要に応じて、店内業務とリモート業務の間を移動することになるという。

パイロットプログラムの最初の参加者は、「Retail Flex」モデルを少なくとも6ヶ月間テストします。Appleは、新型iPhone、iPad、Apple Watch、AirPodsなどのデバイスが発売される9月から12月にかけて、この取り組みを拡大していく予定です。

6月、アップルの小売部門責任者ディアドラ・オブライエン氏は、世界的な健康危機が緩和してもアップルの小売戦略に「大きな転換」は起きないと予想していると述べた。

アップルは、新型コロナウイルス関連の一連の閉鎖を経て、6月に全直営店を再開した。また、米国の一部地域では、マスク着用などパンデミック中の安全対策を店舗で緩和している。

2021年初頭、Appleは9月から非小売部門の従業員が週の数日を職場復帰させる計画を発表しました。この計画では、ほとんどの従業員にとって、水曜日と金曜日のオフィス勤務は任意となっています。

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