グーグル、ウクライナ侵攻でロシアでの広告販売を全面停止

グーグル、ウクライナ侵攻でロシアでの広告販売を全面停止

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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グーグルはロシアでの広告販売を一時的に「停止」すると発表し、同国の規制当局による検閲が強化されていると報告した。

Apple PayやAppleのオンライン販売を含む多くの企業やサービスに続き、Googleもロシアにおけるオンライン広告の販売を全面的に停止した。YouTube、サードパーティのパブリッシャーパートナー、そして一般的な検索を含むこの措置は、国営メディアに対するこれまでの禁止措置の延長となる。

ロイター通信によると、グーグルは以前、ロシア国営メディアによる広告の売買を禁止していた。また、抗議活動や反戦活動の広告を除き、戦争を悪用したマーケティングも禁止している。

「異常事態に鑑み、ロシアにおけるGoogle広告を一時停止します」と、ロイター通信が入手した声明の中で広報担当者は述べた。「状況は急速に変化しており、今後も適宜最新情報をお伝えしていきます。」

またグーグルは、ロシアの国家規制当局ロスコムナゾールがユーチューブに対し「ロシアの視聴者に誤った情報を与えることを意図した虚偽の政治情報」の配信を停止するよう命じたことを明らかにした。

また、ロシア軍の死傷者とウクライナ民間人の死傷者について不正確な情報を含む広告の表示を停止するようグーグルに命じた。