iOSの「超ハッカー」ComexはもはやAppleのために働いていない

iOSの「超ハッカー」ComexはもはやAppleのために働いていない

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

· 1分で読めます

ハッカーのハンドルネーム「Comex」でよく知られているニコラス・アレグラ氏は、木曜日のツイートで、アップルでのインターンシップを辞め、クパチーノの同社での1年間の勤務を終えることを発表した。

だから…遅らせる意味はない。約1年が経った先週の時点で、私はもうAppleと関係がなくなった。

— comex (@comex) 2012年10月18日

その後のツイートでは、アレグラ氏はアップルを解雇されたのではなく、「メールに返信し忘れた」だけだったと説明されている。フォーチュン誌は、そのメールがリモートインターンとして雇用を継続するというオファーだったことを突き止めた。コメックスは2011年8月にアップルに入社した。

「私はそれについてあまり嬉しくなかったが、それを直すことはできなかったようだ」とアレグラは言った。

取り消された申し出。「そういうことだったんですね。」

JailbreakMe 2やJailbreakMe 3といったiOS脱獄ツールの開発で伝説的な地位を築いたこのハッカーは、Apple退社にはもう少し経緯があったことを認めたものの、それ以上のコメントは控えた。しかしアレグラ氏は「悪い結末ではなかった」と述べ、クパチーノでの時間を楽しんだと指摘した。

将来については、アレグラ氏はブラウン大学での学業に専念する予定だと述べ、以前のアップルとの契約に違反する可能性が高いため、近いうちにiOSのジェイルブレイクの世界に戻ることはないかもしれないと付け加えた。