ロジャー・フィンガス
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アップルのCEOティム・クック氏は、アムステルダムで今月下旬に開催されるスタートアップ企業の成長促進を目的としたイベント「スタートアップ・フェスト・ヨーロッパ」に、数名の講演者の一人として登場する予定だ。
クック氏の講演は、初日となる5月24日(現地時間)午前11時10分から開始され、35分以内の予定だと公式サイトは伝えている。5月28日まで開催されるこのフェストでは、他にアルファベット会長のエリック・シュミット氏、ウーバーCEOのトラビス・カラニック氏、オランダ首相のマルク・ルッテ氏も講演を予定している。
会合のテーマを考えると、クック氏はiOSおよびMac向けサードパーティ製アプリを取り巻く業界について発言する可能性が高い。Appleはこの点において、自社を「雇用創出企業」と位置付けており、例えば製品に重点を置いたプレスイベントでも同様の主張を展開している。
クック氏は5月をキャンパス外での一連の活動に費やすようだ。これまでにCNBCの「マッド・マネー」に出演し、AppleがスポンサーとなりCDOのジョニー・アイブ氏が講演者として参加した2016年のメットガラにも出席している。
クックCEOは今月中に北京へ飛び、中国政府高官と会談する予定だ。同CEOは、iTunes MoviesとiBooks Storeの中国国内でのサービス停止など、発生した数々の問題に対処することになるだろう。