新しいウェブサイトでは、購入前にアプリのデータ使用量をユーザーに通知します

CTIA（ワイヤレス協会）は木曜日、モバイルデバイスユーザーにアプリのデータ使用とそれがワイヤレスデータプランに与える影響について知らせることを目的として、初めてのウェブサイトと対応サービスを公開した。

CTIA の KnowMyApp.org ウェブサイトでは、ユーザーはアプリをダウンロードする前にそのデータ使用量を見積もることができる。このサービスは、高額なワイヤレス契約を結んでいるユーザーにとって歓迎されるものと思われる、とPCWorldは報告している。

アプリのダウンロード後のデータ使用量を測定できるツールは以前から存在していたが、CTIAによると、ダウンロード前に推定情報を提供するのは新しいサイトが初めてだという。

このサイトを訪れたユーザーは、特定のアプリを検索して、推定データ使用量と、月間300MBから4GBまでの範囲のデータプランへの影響を調べることができます。

例えば、iOS向け音楽ストリーミングサービスPandoraの月平均使用量は2526.57MBで、これは300MBプランの842%、1GBプランの246%、4GBプランの61%に相当します。このケースでは、テストシステムは1日の使用量を3つのセッションの合計として推定しました。各セッションには「フィード、プロフィール、設定の閲覧、新規ステーションの作成、5曲の再生、ステーションの削除」という操作が含まれていました。

KnowMyAppは、業界大手のApple、Microsoft、そして米国の3大無線通信事業者などを含むCTIAのアプリケーションデータ利用ワーキンググループによって作成され、製品テストおよび認証会社であるIntertekによって開発されました。このツールは、ネットワークデータを追跡する診断システムであるAT&Tのアプリケーションリソースオプティマイザーを利用したベンチマークテストを実施することで、アプリ情報を生成します。

現在、このサイトはAppleのiOS App StoreとGoogle Play Androidアプリストアにおける無料および有料アプリの上位50件に限定されています。アプリ固有の情報に加えて、ユーザーは一般的なデータ使用量と節約方法についても知ることができます。

CTIAは、KnowMyAppは開発者がより効率的なアプリを作成できるよう支援し、開発者にIntertek Testing Servicesを通じてテストのために作品を提出するよう呼びかけていると述べた。