スティーブン・シルバー
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エルドアン大統領による米国製電子機器製品のボイコットに世界が反応する中、トルコで人々がiPhone(いずれにせよ1台は鳴った)を叩き壊す様子を捉えた動画が公開された。
火曜日、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、iPhoneをはじめとするApple製品を対象とした米国製電子機器のボイコットを発表した。「米国製電子機器をボイコットする」と大統領は述べた。「iPhoneがあるなら、向こう側にはサムスンがあり、こちらにはVestelがある」。エルドアン大統領がボイコットを開始したのは、クーデター未遂事件を阻止した際にiPhoneでFaceTimeを使ったことで有名になったわずか2年後のことだ。
発表から2日が経過した現在も、ボイコットがどのように機能し、どこまで広がり、どのように執行されるのかは依然として極めて不透明です。トルコはイスタンブールのアップルストアを閉鎖したり、製品の輸入を禁止したり、あるいは単に販売を禁止したりする可能性もありますが、政府はこれらの措置を取るかどうかについてまだ発表していません。
さらに、このボイコットが米国企業のソフトウェア、部品、内部コンポーネントにまで及ぶかどうかという疑問は言うまでもありません。そうなれば、IntelやQualcommのチップやモデムを搭載したデバイスはもちろん、GoogleのOSを搭載したデバイスもボイコット対象外となるでしょう。
しかし、「ボイコット」という言葉は通常、政府による禁止措置とは関連して使われることはなく、エルドアン大統領が国民にiPhoneの購入を控え、代わりにサムスンやトルコのブランド「Vestel Venus」の製品を選ぶよう求めているというニュアンスが強い。これは、トランプ大統領が支持者にニューヨーク・タイムズを読んだりNFLを見たりするのをやめるよう呼びかけるのと似ている。確かに製品には悪影響があるが、政府による全面的な追放ではない。
そして、たとえエルドアンの支持者が従ったとしても、現政権の反対者は従わない可能性も高い。
もちろん、トルコでは自力で解決しようとしている人もいるようです。トルコ人はソーシャルメディアに、iPhoneを叩き壊す動画を投稿しています。EHA Newsが提供しているこちらの動画は、実際にiPhoneを叩き壊す様子を捉えた動画です。そして最後に、片方のiPhoneが鳴るという設定です。
多くのソーシャル メディアのトレンドと同様に、iPhone を壊すという行為が実際にかなりの数発生している本物の現実世界の現象であるかどうかは、まだはっきりとわかっていません。