MLBワールドシリーズのスタジアムがApple Payを導入する初のプロスポーツ会場に

MLBワールドシリーズのスタジアムがApple Payを導入する初のプロスポーツ会場に

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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今年のMLBワールドシリーズでカンザスシティ・ロイヤルズがサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦する際、両チームのそれぞれのスタジアムで試合を観戦するファンは、Apple Payを使って売店の商品を購入できるようになる。

フォーブス誌の報道によると、火曜日にカンザスシティのカウフマン・スタジアムで開催されるワールドシリーズ第1戦を観戦するファンは、売店でApple PayのiPhone 6ベースのNFC決済システムを使って食べ物や飲み物を購入できるようになる。このタッチレスシステムはMasterCardとの協力で導入され、NCR製のPOSハードウェアを活用する。

iBeaconの導入やMLB At Bat iOSアプリなどのデジタル施策を担当するメジャーリーグベースボール(MLB)のアドバンストメディア部門によると、サンフランシスコのAT&TスタジアムにもApple Pay対応のPOS端末が設置されたという。この2つのスタジアムは、Appleのモバイルウォレットソリューションを導入した最初の主要スポーツ会場となる。

「球場での体験は、シンプルで安全な決済に非常に適しており、ファンは売店を通り抜けてすぐに試合会場に戻ることができます」と、マスターカードのチーフ・エマージング・ペイメント・オフィサー、エド・マクラフリン氏は述べています。「MLBAMとの提携により、2014年ワールドシリーズで非接触決済を導入できることを大変嬉しく思います。MLBおよびMLBAMとの長年にわたる関係を通じて、高度な決済機能の提供やファンへのサプライズの提供など、スタジアム内とオンラインの両方でより充実したファン体験を創造する機会を常に模索しています。」

MLBAMとTickets.comは、NFC決済に加え、Apple Payのオンラインコンポーネントを介したアプリ内チケット購入を導入する予定です。このシステムは、2015年MLBシーズン開幕前の11月にMLB.comの「At the Ballpark」アプリに組み込まれる予定です。