ウィリアム・ギャラガー
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イーロン・マスク
テスラのイーロン・マスク氏は、スパムアカウントの詳細を確認している間という名目でツイッター社の買収を一時的に保留すると発表した。
マスク氏による物議を醸したツイッター買収は、少なくとも延期された。既に一連の規制要件の対象となっていたが、マスク氏は自ら取引を保留にしているとツイートした。
Twitterとの取引は、スパム/偽アカウントが実際にはユーザーの5%未満を占めるという計算を裏付ける詳細が出るまで一時的に保留されていますhttps://t.co/Y2t0QMuuyn
— イーロン・マスク(@elonmusk)2022年5月13日
BBCニュースによると、この取引を阻んでいるスパムアカウントの問題は、Twitterのサービス利用者の5%未満が偽アカウントであるという主張に関連しているという。この数字は、Twitterが2022年4月に今年度第1四半期の決算を発表した際に公表された。
完全な収益報告書にはこの詳細が記載されていましたが、限定されています。
「この決定を下すにあたり、我々は重大な判断を下した」と報告書は述べ、「そのため、我々の推定した偽アカウントやスパムアカウントの数は、実際のアカウント数を正確に反映していない可能性があり、偽アカウントやスパムアカウントの実際の数は我々の推定よりも多い可能性がある」としている。
この報道から15日後、マスク氏はこの計算についてより詳細な情報を求めていると述べた。マスク氏かTwitterのどちらかが取引を進めないことを決定した場合、相手方に10億ドルの解約料を支払う必要がある。
ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏はBBCニュースに対し、マスク氏の最新のツイートは「このツイッターサーカスショーを『13日の金曜日』のホラーショーに変貌させるだろう」と語った。
「マスク氏がツイート(提出書類ではなく)でこれほど多くの不確実性を生み出したことは、我々にとって非常に憂慮すべきことだ」とアイブス氏は続けた。「そして今、この取引全体が、今後の取引の行方について多くの疑問と具体的な答えのないまま、サーカスショーのようになってしまった」
保有の発表以来、ツイッターの株価は時間外取引で13%以上下落し、38.86ドルとなっている。