AppleInsiderスタッフ
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同社は水曜日、米国国際貿易委員会(ITC)に提訴し、AppleとResearch in Motionの両社を特許侵害で提訴したと発表した。こうした訴訟では一般的だが、OpenwaveはITCに対し、AppleとRIM製のスマートフォンとタブレットの輸入禁止を要請した。
「オープンウェーブは、モバイルインターネットの基盤となる技術を発明しました」と、オープンウェーブのCEO、ケン・デンマン氏は声明で述べた。「これらの大企業は、当社の知的財産を利用したデバイスから多額の収益を得ていることを考えると、当社の技術の使用料を支払うべきだと考えています。」
「これらの苦情を提出する前に、私たちは両社に何度もアプローチし、当社の技術のライセンスについて交渉しようとしましたが、実質的な回答は得られませんでした。」
Appleは、Openwaveが保有するモバイル機器によるインターネットアクセスに関する特許5件を侵害したとして告発されています。対象となる特許は以下のとおりです。
- 米国特許第6,233,608号: 複数のデバイスから管理されたデータと安全にやり取りする方法およびシステム
- 米国特許第6,289,212号: ネットワークが利用できないときに電子メールサービスを提供する方法および装置
- 米国特許第6,405,037号: 双方向双方向データ通信ネットワークのための方法およびアーキテクチャ
- 米国特許第6,430,409号: 双方向双方向データ通信ネットワークのための方法およびアーキテクチャ
- 米国特許第6,625,447号: 双方向双方向データ通信ネットワークのための方法およびアーキテクチャ
「結局のところ、私たちが発明し、現在も使用し、そして顧客のために開発を続けている技術の使用ライセンスを事実上拒否している大企業から私たちの権利を守る唯一の方法は訴訟です」とデンマン氏は述べた。「私たちの技術が、世界中の消費者にこれほど豊かなモバイルインターネット体験を提供することに貢献していることを誇りに思います。」
オープンウェーブはプレスリリースで、1997年に通信事業者によるモバイルインターネットブラウジングの導入を可能にした最初の企業であり、2001年にはフォトメッセージング技術を初めて提供した企業であると強調した。同社はソフトウェア事業に関連する特許を約200件保有していると述べた。