AppleInsiderスタッフ
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月曜日のウォール・ストリート・ジャーナルの技術カンファレンスでの連続インタビューで、アップルのティム・クック氏とアリババのジャック・マー氏はともに、両社がそれぞれのアップルペイとアリペイの決済システムを統合できる提携について話し合うことに関心を示した。
Re/codeの報道によると、中国の電子商取引大手アリババの共同創業者兼会長の馬氏は、WSJD Live カンファレンスで、アリペイとアップルが最近リリースした Apple Pay との提携の可能性についてクック氏と話し合う用意があると語った。
「とても興味があります」とマー氏は言った。「何か一緒にできるといいですね」
馬氏のインタビュー直後にクック氏が壇上に上がると、両社が本当に提携に合意できるのかと問われた。アリババのチームを称賛した後、クック氏は同意し、「今週中に馬氏と協議する」と述べた。
「ジャックを心から尊敬しています」とクック氏は語った。「私たちは、非常に賢く、柔軟なチームを持ち、製品中心で、私たちの成長を後押ししてくれる人たちと提携することが大好きです。ジャックの会社はまさにそんな会社だと思います。もし共通点が見つかれば、ぜひそうしたいと思っています。」
ロイター通信の最近の報道によると、アリババは大手金融サービス企業としての地位を確立するため、アリペイを「アント・ファイナンシャル・サービス・グループ」にリブランドした。アリババは2011年にアリペイをスピンオフさせ、現在、この金融部門は1日あたり8,000万件の取引を処理しており、そのうち4,500万件はモバイルデバイス向けのアリペイ・ウォレットアプリを通じて行われている。