Apple、iMovieとGarageBandのiOS版をアップデート

Apple、iMovieとGarageBandのiOS版をアップデート

ダニエル・エラン・ディルガーのプロフィール写真ダニエル・エラン・ディルガー

· 1分で読めます

Apple は iOS デバイス向け iMovie をアップデートし、HDMI 経由のオーディオおよびビデオ出力のサポートを追加したほか、iPad 向け GarageBand をアップデートして AirPlay とオーディオファイルのインポートを新たにサポートしました。

iOS用iMovie 1.2.1

Apple によれば、新しい iMovie アップデートでは、Apple Digital AV アダプタ経由でオーディオを再生できるようになり、同様に Marquee ページから HDTV にフルスクリーン ビデオを再生できるようになったとのことです。

また、このアップデートでは、「プロジェクトでメディアが見つからないケースがいくつか解決」、「ビデオブラウザで日付によるクリップのグループ化がより正確」、「プロジェクトのバックグラウンドミュージックがフェードインまたはフェードアウトしない問題が修正」され、その他のパフォーマンスと信頼性の問題にも対処しています。

iOS 版 iMovie は、昨年の夏に iPhone 4 と第 4 世代 iPod touch 向けに初めてリリースされ、今春の発売時には新しい iPad 2 でも使用できるように拡張されました。

iPad用GarageBand 1.2.1

今春iPad 2と同時にリリースされたGarageBand(初代iPadでも利用可能)の最新アップデートでは、AirPlay、Bluetoothデバイス、そしてDigital AVアダプタ使用時のHDMIデバイス経由のオーディオ再生に対応しました。サンプラーでオーディオを録音するには、外部オーディオ再生をオフにする必要があります(下図の「ソング設定」でオフにしてください)。

新バージョンでは、Apple Loops、AIFF、WAV、CAFオーディオファイル、そして非圧縮16ビット、44.1kHzのRAWオーディオデータ(CDオーディオフォーマット)のインポートもサポートされています。iTunesのファイル共有パネルを使用して、iPad上のGarageBandにオーディオデータファイルをインポートし、デバイスと同期することができます。

ユーザーは、オーディオ データをクリップボードに送信する機能をサポートする他の iOS アプリから、オーディオを GarageBand プロジェクトにコピーして貼り付けることもできるようになりました。

Apple によれば、このアップデートにより「全体的な安定性が向上し、Smart Instruments の演奏中に GarageBand がフリーズする問題など、いくつかの小さな問題も解決された」とのこと。