T-Mobile CEO: iPhoneではなく、私たちのメッセージが顧客増加の要因

T-Mobile CEO: iPhoneではなく、私たちのメッセージが顧客増加の要因

ケビン・ボスティックのプロフィール写真ケビン・ボスティック

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ジョン・レジャー最高経営責任者(CEO)によれば、Tモバイルは前四半期に顧客数と顧客維持率が急増したのは、自社ネットワークへのアップルのiPhoneの登場によるものではなく、独自のメッセージングによるものだという。

Tモバイルが第2四半期決算を発表し、純顧客数が110万人に達したことを示した後、多くの人は、この成長は米国第4位の通信事業者が同四半期の初めにようやくAppleのiPhoneを導入したことによるものだとすぐに指摘した。先週には、iPhoneの導入によって、Tモバイルが本来であれば離脱していたはずの40万人の顧客を維持できたという調査結果が発表された。

しかし、レジェール氏は、同社の成功をApple製品1つだけに帰することはあまりない。木曜日にAllThingsDのインタビューで、レジェール氏はT-Mobileのメッセージとサービス提供こそが、この明らかな好転の要因だと述べた。iPhoneの発売と同時に登場したのが、T-Mobileの新たな取り組み「アンキャリア」だ。これは、顧客が携帯電話の料金を支払うことで、毎月の通信料金が下がるというものだ。

T-Mobileも顧客向けの早期アップグレードプログラムを導入しました。このプランはすぐにVerizonとAT&Tにも模倣されました。

これらの取り組みは、通信事業者にとって成果を上げているようだ。発表以来、70万人の顧客が早期アップグレードプログラムに登録している。また、T-Mobileの成長は競合他社を上回っているようだ。

iPhoneは前四半期のT-Mobileのスマートフォン販売の21%を占めており、同社幹部はこの数字に満足しているようだ。

「健全な割合だと思う」とレジェール氏はAllThingsDに語った。

今後、T-MobileはiPhone以外にもさらに多くのApple製品を投入する可能性が高い。レジェール氏は具体的な発言は避けたものの、木曜日にはWi-Fi+Cellular対応iPadを含む、さらに多くのApple製品がT-Mobileに投入される予定であることを確認したようだ。

「アップル製品の取り扱いを今後楽しみにしているところがたくさんあります」とレジェール氏は述べた。「今後、アップル製品の取り扱いを拡大していく予定です。」