調査によると、2012年に企業のApple製品への支出は50%増加した。

調査によると、2012年に企業のApple製品への支出は50%増加した。

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市場調査会社の最近の調査によると、今年、Apple のデバイスに対する世界企業の IT 支出は最大 50% 増加する可能性があるという。

MacNNが報じたように、Forrester Research は金曜日に 2012 年および 2013 年の世界技術市場展望を発表しました。

同社は、「BYOD(Bring Your Own Device)」ポリシーが、IT部門におけるMac、iPhone、iPadの利用拡大に貢献したと述べている。その他にも、中小企業が従業員向けにMacやiPadを購入し、自宅や職場で利用していることや、IT部門がiPhoneやiPadを活用したモバイル化を進めていることなどが、利用拡大の理由として挙げられている。

調査によれば、ビジネス部門は今年、2011年の60億ドルから100億ドル相当のiPadを購入する予定である。また、IT部門は2011年の60億ドルから2012年には90億ドルのMacを支出すると予測されている。調査によると、2013年にはMacとiPadへの支出はそれぞれ120億ドルと160億ドルに増加するだろう。

Appleは昨年10月、9月四半期にFortune 500企業の93%がiPhoneを導入またはテストしており、これは2011年第2四半期の91%から増加していることを明らかにした。iPadに関しては、9月四半期の時点でFortune 500企業の90%がAppleのタッチスクリーンタブレットを導入またはテストしている。

企業のAppleへの支出増加は、Windowsベースのコンピュータの購入が今後2年間でわずかに減少すると予想される中で起きています。Forresterは、企業および政府機関におけるWindows PCおよびタブレットの販売が2012年に3%、2013年にさらに1%減少すると予測しています。

調査を実施するにあたり、Forrester は 46 社の IT ベンダーにインタビューを行い、米国および国際政府機関を含む大企業や機関の購入者を調査しました。

長年、フォレスターはビジネス分野におけるMacの普及に批判的でしたが、昨年10月から企業に対し、Macの社内利用を「禁止する措置の撤廃」を推奨し始めました。調査会社フォレスターによると、企業の41%がMacから社内リソースへのアクセスをブロックしていることがわかりました。

11月、ニューヨーク・タイムズ紙は、アップルの新CEOティム・クック氏が、故スティーブ・ジョブズ氏よりも企業顧客を同社に対して「安心感」を与えていると主張した。

「(クック氏は)企業顧客とより頻繁に会い、アップル製品を作る際に消費者を最優先するというジョブズ氏の考えから逸脱しなかったとしても、彼らのニーズを理解しているように見えた」と報告書は述べている。