ザック・スピア
· 2分で読めます
U2とAppleのかつての非常に親密な関係は、どうやら終わったようだ。バンドはライブ・ネイション主催のU2 360ツアー(過去最大規模になると予想されている)の準備を進める中、BlackBerryスマートフォンシリーズを展開するリサーチ・イン・モーションがツアーの主要スポンサーとなることを発表した。
「今回のツアー発表は、RIMとU2の関係と共通のビジョンの第一段階を示すものであり、U2ファンの皆様のためにBlackBerryプラットフォーム上でモバイル音楽体験を向上させる、新しく革新的な方法を生み出すことを期待しています」と、マネージャーのポール・マクギネスは述べています。「今後、関係が進展するにつれ、より詳しい情報をお伝えできることを期待しています。」
このツアーはヨーロッパの14都市を訪問し、その後北米へ移動して、9月にシカゴ・ベアーズ・フットボールチームの本拠地であるソルジャー・フィールドで公演を行う予定。
「この契約は、iPodの将来や音楽業界におけるアップルの継続的な影響力よりも、U2の商業主義やライブ・ネイションとの提携について多くを物語っていると思う」とCNBCのジム・ゴールドマン氏はこの件について語った。
2004 年 10 月、Apple とバンドは共同で特別イベントを開催し、新しい黒と赤の iPod U2 スペシャル エディションを発表しました。
U2 の今後のツアーの広告 | 画像提供: U2365.com
「U2は世界で最も偉大なバンドの一つであり、彼らと仕事ができることを大変光栄に思います」と、アップルのCEO、スティーブ・ジョブズは当時語った。「私たちは共に革新的な製品を作りたいと思っています。U2ファンの皆さんには、自分だけのスペシャルエディションのiPodを楽しんでいただければ幸いです。」
1年後、U2は「Original of the Species」という曲のライブミュージックビデオをフィーチャーした広告キャンペーンで新しいiPodビデオの発売を支援した。
2006 年 6 月、今度はビデオに対応した新しい U2 iPod が発表されました。
U2のフロントマンであり活動家でもあるボノも、アフリカのエイズ撲滅キャンペーンに寄付する(PRODUCT)RED iPodの数台の発売に協力した。
ゴールドマンはレポートの中で、U2がAppleから離れる理由として考えられる興味深い事実を一つ挙げている。ボノは、Palmの株式39%を保有するベンチャー企業Elevation Partnersのパートナーである。Palmは、AppleのiPhoneに対抗するタッチスクリーン搭載スマートフォン「Pre」を今夏に発売する予定だ。