Apple、音楽ストリーミングサービスLalaの買収に近づいていると報道

Appleは現在、iTunesで全曲をストリーミング配信できるようにする契約の一環として、音楽ストリーミングWebサイトLalaとの「進んだ」買収交渉を行っている。

CNetは金曜午後、協議内容を知る匿名の情報筋2名を引用し、両社間の合意が間近に迫っている可能性があると報じた。両社の関係者はコメントを控えた。

「AppleがLalaで具体的に何をしようとしているのかは不明だが、iTunesユーザーに何らかのストリーミングサービスを提供するつもりのようだ」と報道は述べている。「現在、Appleはオンライン・オフラインを問わず最大の音楽ストアであり、音楽ダウンロード販売で他のどの音楽サービスよりも多くの収益を上げている」

Googleによる7億5000万ドルの買収の数週間前、Appleはモバイル広告サービスAdMobと会談したと報じられている。協議の内容や範囲は依然として不明である。

アップルは311億ドルという巨額の現金と投資を保有しており、潤沢な資金を抱えていると評されている。この数字は8月時点で前年同期比27%増となり、テクノロジー企業の中で最大の純現金残高となっている。