スラッシュレーン
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Appleのカリフォルニア州の新サーバー施設はサードパーティ施設に設置され、ノースカロライナ州メイデンの巨大な施設よりも小規模になると、データセンター・ナレッジが水曜日に報じた。今年後半に稼働開始予定のAppleの新拡張施設では、データセンタースペースはわずか11,000平方フィート(約11,000平方フィート)で、ノースカロライナ州の184,000平方フィート(約18,000平方フィート)と比べて大幅に縮小される。
この7年間のリース契約により、Appleはカリフォルニア州サンタクララにデュポン・ファブロス・テクノロジーが建設中の施設において、2.28メガワットの重要な電力供給を受けることになります。この施設は今年7月から9月の間に開業予定です。
デュポン・ファブロスは、Apple社が新施設のテナントであることを公式には認めておらず、フォーチュン50企業との提携についてのみ言及している。しかし、業界筋によると、Apple社が11,000平方フィート(約11,000平方メートル)の敷地を管理する予定であることが確認されたという。
この新しいリース契約が注目に値するのは、Data Center Knowledge が、テナントが専用の完全構築されたデータセンタースペースをリースする「ホールセール データセンター」への Apple の初の投資であると考えているからだ。
「このアプローチは、新しいデータセンターを建設するよりも卸売スペースの方が迅速に提供できるため、追加のデータセンタースペースを迅速に展開する必要がある企業にとって魅力的です」とレポートは述べています。
Appleが容量拡張を急いでいるのは、間もなく開始される新しいクラウドベースの音楽ストリーミングサービスと関連している可能性がある。いわゆる「iCloud」製品への注目は主に音楽に集中しているが、AppleInsiderは、この製品が既存のMobileMeサービスと同様に、ブックマーク、メール、連絡先、カレンダーイベントのワイヤレス同期も提供するとの情報を得ている。
ノースカロライナ州にあるアップルのもう1つの10億ドル規模のサーバー施設は、同社が最初に2009年半ばにその場所を選んで以来、しばらく前から計画されていた。アップルは当初、2010年末までに施設をオープンする予定だったが、今年の年次投資家総会で、施設は今春に稼働を開始すると発表した。
Apple幹部はまた、ノースカロライナ州メイデンにある総面積50万平方フィートの施設でiTunesとMobileMeをサポートすることも発表した。待望の「iCloud」製品はMobileMeの後継となると予想されており、今後数ヶ月以内に稼働開始予定のAppleデータセンターが大きな牽引役となる可能性がある。