サム・オリバー
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AppleはこれまでiPadやiPhoneに搭載されるRAMの容量を公表したことがなく、技術仕様よりもデバイスの性能に重点を置く傾向にあります。今週発表された新型iPadも例外ではありませんでした。しかし、The Vergeの取材に応じた情報筋によると、最新iPadに搭載される新型A5Xプロセッサは、実際には1ギガバイトのRAMを搭載するとのこと。
これは、カスタムメイドのA5プロセッサを搭載した昨年発売のiPad 2の2倍です。また、同じくA5プロセッサを搭載した昨年末発売のiPhone 4Sの2倍にも相当します。
以前のチップにおけるRAMの制限は、バッテリー寿命への懸念から生じたと言われていました。昨年10月、MicrosoftはRAMは常に電力を消費するため、システムに搭載されるメモリが増えるほどバッテリー寿命が短くなると説明しました。
新型iPadはRAMが2倍になると予想されていますが、パフォーマンスの向上はバッテリー寿命に影響を与えません。Appleは水曜日に、新型iPadはWi-Fi接続で10時間、4G LTEネットワークで9時間の動作を引き続き提供すると発表しました。
AppleがiPadの発表に先立ち、カスタムプロセッサのRAM容量を増やすという報道が初めて浮上しました。この情報は、先月流出したiPadのデバッグ用と思われる写真から得たものです。
新しいA5Xプロセッサは、A5と同じデュアルコアCPUを搭載しています。しかし、Appleによると、NVIDIA Tegra 3の2倍の速度で4倍のパフォーマンスを実現する新しいクアッドコアグラフィックプロセッサによって、パフォーマンスがさらに向上しています。