AppleInsiderスタッフ
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フィナンシャル・タイム紙によると、「iTunes音楽サービスを展開する米国のコンピュータ企業、アップルは、ソニー・ミュージックとドイツのベルテルスマン・メディア・グループの音楽部門BMGとの取引提案に反対する最新のグループとなった」という。
報道によると、このコンピューターメーカーは、合併後の企業とそれぞれのメディア親会社との間の「垂直統合」の可能性について懸念を表明し、「拡大した音楽グループの音楽ダウンロードの販売力と、アップルのiTunesのライバルとなる日本の同グループの今後のソニー・ミュージックコネクトとの潜在的な有利な条件について強く異議を唱えた」という。
合併が成功すれば、両社は音楽ダウンロードサービスやポータブルデジタル音楽プレーヤー市場における競合他社によるソニーBMGの音楽ライブラリへのアクセスを遮断できる可能性がある。この問題は、AppleのiTunes Music Storeの海外展開を成功させる上で、新たな障害となる可能性がある。