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ウォール街のアナリストの一人は、アップルコンピュータ社の新しいiTunesソフトウェアがデジタルミュージックビデオのサポートを追加したことで、同社は音楽業界と協力してクリップを収益性の高い形で配信できる可能性があると述べている。
Netflixに関しては、Appleが何らかのビデオサービスに目を向けているとアナリストは指摘した。オンラインビデオレンタルサービスのNetflixは最近、Appleが何らかのサブスクリプション型ビデオサービスに計画を持っていると述べており、最近の採用やスペースのリースからもそれが明らかになった。
ミルノビッチ氏は、アップルがiTunesのビデオ統合をどのように進めていくのかという懸念は時期尚早だと述べ、ビデオ販売がビデオiPodの前兆となる可能性もあると考えている。
一方、メリルリンチは、アップル社とインテル社が、アップル社が同社のMac製品ラインにインテル社のプロセッサを採用する可能性について協議中であると示唆する本日のウォールストリート・ジャーナルの記事に対して慎重な姿勢を示している。
「Appleと消費者にとってのメリットは何か?」と、ミルノビッチ氏は本日発表された調査レポートに記している。「ノートパソコンではメリットがあるかもしれない。Appleは放熱性の問題でG5をノートパソコンに搭載するのは困難だと述べている。とはいえ、Macの勢いがようやく本格化しつつある今、Intelプロセッサへの全面的な移行は予想外だろう」
別の話題として、メリルリンチはベスト・バイがアップルの新しいMac miniデスクトップの販売であまり成功していないと述べた。
「店舗マネージャーによると、PCユーザーはMacへの乗り換えに消極的で、eMachinesのような低価格のPCを選んでいるとのことです」と同社は述べた。「Best BuyではAppleのソフトウェアを取り扱っていないため、Macでは不利な立場にあると話す店員もいました。」
それでも、アップルストアでのMac miniの売れ行きは好調のようだと同社は述べた。
メリルリンチはアップル株の目標価格を1株当たり51ドルとして「買い」と評価した。