PowerLogixが「MDD」Power Macアップグレードを準備

PowerLogixが「MDD」Power Macアップグレードを準備

Kasper Jadeのプロフィール写真カスパー・ジェイド

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PowerLogixは、Appleの「Mirror Drive Door」(MDD)搭載Power Mac G4モデル向けのG5アップグレードをリリースする初のサードパーティハードウェア開発会社になる可能性があると、匿名の情報筋が月曜日にAppleInsiderに伝えた。情報筋によると、同社の研究開発部門のメンバーは、このエンジニアリングの取り組みの詳細を分析しているという。

情報筋によると、従来のサードパーティ製アップグレードとは異なり、PowerLogix G5のアップグレードは、マザーボードとマイクロプロセッサを組み合わせたものになる可能性が高いとのことだ。もしスタンドアロンのCPUアップグレードカードを導入した場合、PowerLogixはPowerPC G5を旧式の133MHzまたは167MHzバスにバインドするプロセスを調査せざるを得なくなり、その限界に悩まされることになるだろう。

PowerLogix社はMDD向けプロセッサのアップグレードに取り組んでいることを認めたが、G5へのアップグレードは同社で他の作業が先行することになると述べた。「G5チップの登場はまだ先のことなので、これらのマシンへの最初のアップグレードがG5になるとは考えていません」と、PowerLogix社の広報担当者マーク・ロビンソン氏は述べた。

ロビンソン氏によると、同社はMDD Power Mac向けのG4アップグレードシリーズの開発を完了させており、そのほとんどはデュアルプロセッサ構成になるという。これらのアップグレードは今春中に出荷開始される予定だ。