レオナルド・ディカプリオ、ソニーが出資する伝記映画でスティーブ・ジョブズ役を演じる交渉を中止

レオナルド・ディカプリオ、ソニーが出資する伝記映画でスティーブ・ジョブズ役を演じる交渉を中止

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ダニー・ボイル監督のスティーブ・ジョブズの伝記映画で主役を演じるために以前交渉中だったレオナルド・ディカプリオは、そのオファーを断り、代わりに俳優業から長期の休業に入ると報じられている。

ハリウッド・レポーター紙の木曜日の報道によると、ディカプリオはアップル社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズに焦点を当てた近日公開の映画には出演しなくなったという。

同紙は関係筋の情報として、ディカプリオは『レヴェナント:蘇えりし者』の撮影後に同役の交渉に入っていたものの、ジョブズ伝記映画への出演を完全に断念したと報じている。2本の映画を連続して撮影する代わりに、『レヴェナント:蘇えりし者』の撮影終了後、彼は長期の俳優活動休止に入る予定だ。

ディカプリオがジョブズ役を演じるという噂が初めて浮上したのは4月、ボイル監督が彼にオファーしたと報じられた時だった。二人は2000年の映画『ザ・ビーチ』で共演している。

今のところ主役の座は空いているが、ソニーはクリスチャン・ベール、マット・デイモン、ベン・アフレック、ブラッドリー・クーパーの起用を検討していると報じられている。

ディカプリオは、このプロジェクトから手を引く最新のハリウッドの大物であり、前払い金として1000万ドルとマーケティングの全面的権限を要求して降板したデヴィッド・フィンチャー監督に続くものだ。

参加が確認されているのは、ウォルター・アイザックソンの伝記『ジョブズ』に基づいて脚本を書いた脚本家アーロン・ソーキン(『ソーシャル・ネットワーク』)だけだ。

まだタイトルが決まっていないこの映画が製作され、公開されれば、2011年にこのテック界の第一人者が亡くなって以来、ジョブズの伝記映画としては2度目の試みとなる。アシュトン・カッチャーとジョシュ・ギャッド主演のインディペンデント映画「Jobs」は6月に全米公開されたが、批評家から高い評価は得られなかった。