緊急対応ネットワークRapidSOSがiOS 18で緊急SOSビデオサポートを追加

緊急対応ネットワークRapidSOSがiOS 18で緊急SOSビデオサポートを追加

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RapidSOSとビデオを使用して衛星経由の緊急SOSを使用すると、ユーザーに表示される内容(出典:RapidSOS)

iOS 18 に搭載される Apple の緊急 SOS ライブビデオ機能は、何百万人ものユーザーを 911 やその他の緊急サービスにリンクするプラットフォームである RapidSOS によってサポートされます。

Appleの衛星経由緊急SOSは、iPhone 14で導入された当時、画期的な安全機能として評価され、以来世界中で人命を救ってきました。当初は、遭難したユーザーを救急隊員とつなぎ、非常に短いテキストメッセージのやり取りを可能にしていました。

しかし、iOS 18ではAppleはこの機能を大幅に拡張し、より長いメッセージに対応し、他のテクノロジーにも拡張されます。RapidSOSは今回、新たに緊急SOSライブビデオのサポートを発表しました。これにより、立ち往生しているユーザーは、緊急対応要員に自分の状況と周囲の環境を伝えることができます。

「[緊急通信センター(ECC)]の通信員は、RapidSOS UNITE内から緊急SOSライブビデオにアクセスできるようになります」と、同社はブログ投稿で発表しました。「このサービスはECCには無料で提供され、RapidSOS UNITEコアモジュールを使用している5,700以上のECCが利用できます。これらのECCは米国人口の99%以上をカバーしています。」

RapidSOSは、発信者を911番やその他の緊急サービスにルーティングする情報センターです。新しいライブビデオオプションが導入される以前から、RapidSOSは通話を911番にルーティングすると同時に、「ハイブリッド緊急位置情報」と呼ばれる情報を救急隊員に送信していました。

目的は、ユーザーがより迅速に救助を受けられるようにすること、そして場所を見つけるための手順を短縮することで、ミスの可能性を減らすことです。緊急SOSの新機能「ライブビデオ」により、救急隊員は通報者の負傷状況をより正確に把握し、取り残された状況を把握できるようになります。

これにより、救助隊員は、たとえば、ユーザーを病院に空輸する必要があるかどうかをより迅速に判断できるようになります。