アナリスト:iPhone 5sと5cの初週末の売上は最大600万台を予測

アナリスト:iPhone 5sと5cの初週末の売上は最大600万台を予測

ケビン・ボスティックのプロフィール写真ケビン・ボスティック

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最新のiPhoneを求める熱心なAppleファンは例年並みの人数で列をなしており、一部のアナリストは、このデバイスの発売週末の売上は昨年のモデルと同等かそれ以上になると予想している。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は、ニューヨーク、ミネアポリス、サンフランシスコの行列を調査した結果、iPhone 5の発売前の行列とほぼ同等の長さだと結論付けました。今年の行列は実際にはより長く、5番街とアッパー・ウエスト・サイドのアップルストアでは1,800人以上が並んでいますが、マンスター氏はその理由の一つとして、iPhone 5sには予約注文期間が設けられていないことを挙げています。

行列の長さを踏まえ、マンスター氏は、ジャフレーが発表週末に両機種のiPhoneが500万台から600万台販売されると以前に予測していたことに自信を示した。同社はAAPL株の目標株価を640ドル、2014年度の1株当たり利益を45.70ドルと予想している。

マンスター氏の予想は、KGIアナリストのミンチー・クオ氏の予想と比べると控えめだ。クオ氏は投資家向けメモの中で、アップルは発売初週末に新型iPhoneを600万台から800万台出荷する見込みだと述べた。

アップルの直営店や通信事業者の店頭に長蛇の列ができたことを受け、アップルが最新世代のスマートフォンを発表した際に消費者の期待に応えられなかったのではないかという投資家の懸念は和らぐかもしれない。こうした懸念は、iPhone 5cの発売時にアップルが事前販売台数を発表しなかったことでさらに高まった。一部の観測筋は、アップルの沈黙を、ポリカーボネート製の背面を持つ5cの需要が低迷していることを示していると解釈した。しかし、その後の調査では、5cと5sの両方の需要が堅調であることが判明し、アップルストア前の行列はその結果を裏付けているようだ。