ウィリアム・ギャラガー
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アップルのサプライヤーであるフォックスコンは、最も重要なiPhone生産工場である鄭州の工場を再開したと言われているが、従業員の10分の1しか戻っていない。
中国当局がフォックスコンの工場再開を阻止したか否かについて相反する報道があったが、新たな報道によると、鄭州にある最も重要な工場は生産を再開したという。
ロイター通信によると、フォックスコンは月曜日に鄭州工場の再開許可を受けた。
フォックスコンがいつ許可を得たのか、また昼間のフルシフトで営業を開始できたのかどうかは不明だ。しかし、報道によると、これまでに従業員のわずか10%しか復帰していないという。
フォックスコンの従業員の中には、春節休暇中に工場を離れていた者もいたかもしれないが、一般的に従業員は工場内の宿舎に居住している。したがって、10%という数字は、鄭州工場のみのシフトごとの合計ではなく、フォックスコンの全工場の従業員全体の割合である可能性がある。
アナリストのミンチー・クオ氏は最近、新型コロナウイルスによる混乱と安全への懸念の継続により、必要な人数よりも少ない数の従業員が職場復帰すると予測した。同氏は、鄭州工場の再開当初は従業員の40~60%が復帰すると予測した。
同様に、クオ氏は深セン工場では必要な全従業員の30%から50%しか復帰しないだろうと考えている。
フォックスコンの2つの工場のうち、鄭州工場はiPhone 11とiPhone 11 Proの大部分が組み立てられているため、現時点で最も重要だと考えられています。しかし、深セン工場は次期「iPhone 12」の開発が行われていると考えられているため、現在の遅延は後々大きな影響を及ぼすでしょう。