アナリストによると、Apple HomePodの売上は「期待外れ」、AirPodsは依然として成長中

アナリストによると、Apple HomePodの売上は「期待外れ」、AirPodsは依然として成長中

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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バークレイズのアナリストは、アップル初のスマートスピーカー「ホームポッド」の売れ行きは今のところ「期待外れ」だと述べ、同氏のチームがアップルのアジアのサプライチェーン企業と会うために費やした1週間の出張を例に挙げた。

正確な数字は明らかにされていないものの、Appleは当初、初回生産台数を600万台から700万台と計画していたと、AppleInsiderが入手したブレイン・カーティス氏のメモには記されている。HomePodに関する数字はほとんど公表されておらず、Apple自身からも発表されていないため、アナリストが何を成功の尺度としているのかは不明だ。直近では、Loup Venturesがスマートスピーカー所有者の3%がHomePodを所有していると推定している。

HomePodは、音質については概ね賞賛されているものの、AIアシスタントとしてはAmazonのAlexaやGoogle Assistantよりも機能が限られているため、Siriについては酷評されている。

カーティス氏は、明るい材料として、159ドルという価格にもかかわらず、Appleにとって好調な売れ筋商品であるAirPodsの生産をAppleは今後も増やしていくだろうと述べた。2016年12月の発売から1年以上が経過した現在、米国でのオンライン注文は配達に数週間かかる可能性がある。

AirPodsとHomePodはどちらも今年後半にアップデートされると噂されています。フラッグシップモデルである349ドルのHomePodには、より安価なモデルが加わる可能性があります。一方、AirPodsは新型ワイヤレスチップとタップ不要の「Hey Siri」コマンドを搭載するなどの改良が加えられる可能性があります。2019年モデルは耐水性が向上する可能性があります。

カーティス氏は、バークレイズは来年初めに何らかの形でアップグレードされたAirPodsを期待していると述べた。