ダニエル・エラン・ディルガー
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ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた調査では、FTCが「複数の州司法長官」と協力して「Googleが自社のAndroidオペレーティングシステムを使用するスマートフォンメーカーによる競合他社のサービスの使用を妨げているかどうか」を調査していると述べられている。
この捜査では、Android の調査に加え、Google が競合他社が収集した情報 (Yelp が公開した顧客レビューなど) を自社の「Places」ビジネス リストや「ショッピング結果」に利用していた疑いについても調べている。
同社はまた、競合他社のデータを収集した後、競合他社のコンテンツを使用して競合他社の代わりに自社のサービスを宣伝し、自社の検索結果で競合他社のサービスを下位にランク付けしたとして告発されている。
「FTCの調査が6月に初めて公式に発表された際、 GoogleはFTCが何を懸念しているのか明確ではないと述べた」とWSJの報道は述べている。「しかし、調査の初期の焦点は、Googleの現在の金のなる木であるウェブ検索エンジンを超えて商業的成功を拡大するという同社の計画に対する潜在的な脅威を示唆している。」
Googleは、昨年独自の調査を開始した欧州委員会による、欧州における並行した独占禁止法調査にも直面している。米国が、MicrosoftがWindowsの独占状態を利用して他の分野で急速に市場を支配し、競争相手を排除するのを阻止するための実質的な措置を講じなかったことを受け、欧州委員会はMicrosoftに対して制限を課す措置を講じた。
グーグルは、何も不正行為はしておらず、独占禁止法の調査は単に競合他社が同社の新規市場への進出に不満を表明した結果であると主張している。
報道によると、グーグルの広報担当者は「成功には厳しい監視がつきものだと理解しています」と述べ、「弊社の事業に関するご質問には喜んでお答えします」と付け加えた。