マイク・ワーテル
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高級ビデオカメラメーカーのRed社から新しいデバイスが発表された。約束が守られれば、完全な3Dコンテンツを視聴するためにユーザーが眼鏡やヘッドセットを着用する必要がない、初のホログラフィックディスプレイ搭載スマートフォンとなる。
同社が水曜日に発表した内容によると、Hydrogen OneスマートフォンはAndroidを搭載し、従来の2Dコンテンツをフル解像度で視聴できるほか、新型Redカメラで生成されたホログラフィックコンテンツ、ステレオ3Dコンテンツ、そして2Dと3Dの拡張現実(AR)を視聴できる。ディスプレイと組み合わせることで、新しい「H3Oアルゴリズム」がステレオサウンドを3Dコンテンツに合わせて「拡張性のある多次元オーディオ」に変換する。
同社によると、Hydrogen Systemには、将来的に未発表のアタッチメントも搭載可能な、モジュール式コンポーネントシステム用の新しい高速データバスが組み込まれている。さらに、Hydrogen OneはRedカメラプログラムに統合され、Scarlet、Epic、Weaponシステムのユーザーインターフェースおよびカメラモニターとして動作する。
Hydrogen Oneと同時にコンテンツストアも展開されます。「Red Channel」と呼ばれるこのストアでは、ユーザーはホログラフィックコンテンツを検索したり、作品をアップロードしたり、対応する映画、ドキュメンタリー、ゲーム、その他のアプリをダウンロードしたりすることができます。
接続は、セルラーワイヤレス、Wi-Fi、USB-C、そしてストレージ拡張用のMicro SDスロットによって提供されます。その他のアクセサリは発売時に追加購入可能となります。同社によると、拡張モジュールは発売時には提供されません。
Redは新しい会社ではありません。2005年に4Kデジタルビデオカメラの製造を目標に設立されました。最初のRed Oneカメラは2007年に出荷され、毎秒60フレームの4Kビデオを撮影しました。
マーベル・スタジオの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2』は、Red の Weapon シリーズのカメラで 8K で撮影されました。
予約価格はアルミニウムバージョンが1195ドル、チタンバージョンが1595ドルで、最初の注文は2018年第1四半期に出荷される予定。