ノキアのスマートフォン責任者が退任、幹部人事が続く

ノキアのスマートフォン責任者が退任、幹部人事が続く

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

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フィンランドの携帯電話メーカー、ノキアがアップルのiPhoneとの競争に苦戦する中、ノキアのスマートフォン事業責任者は月曜日、同社を退社すると発表した。この発表は、同社の最高経営責任者(CEO)が辞任を発表したわずか数日後のことだった。

ノキアのモバイルソリューション部門責任者であるアンシ・ヴァンヨキ氏は月曜日、同社を辞任すると発表した。ヴァンヨキ氏は当面現職に留任するが、辞任の通知期間は6ヶ月となっている。

「人生において新たな機会を求める時が来たと感じています」とヴァンヨキ氏はプレスリリースで述べています。「同時に、最後の勤務日までノキアのために全力を尽くすことに全力を尽くします。今年のノキアワールドで、刺激的な新製品やソリューションに関するニュースを共有できることを心より楽しみにしています。」

この発表は、ノキアのCEOであるオリ=ペッカ・カラスヴオ氏が今月末に退任すると発表したわずか3日後に行われた。新CEOには、マイクロソフトの事業部門責任者であるスティーブン・エロップ氏が就任する。

ノキアの幹部人事は、同社がAppleのiPhoneとの競争に敗れたことを受けて行われた。ノキアは依然として世界最大の携帯電話メーカーであるものの、iPhoneやGoogleのAndroid OS搭載スマートフォンといった競合製品の台頭により、シェアと利益を失っている。

同社は今週ロンドンで開催されるNokia Worldイベントで、運命が好転することを期待している。同イベントでは、Nokia N8を含む最新スマートフォンラインナップを発表する予定だ。また、モバイルOSであるSymbianとMeeGoのアップデート版のリリースも予定している。