アップルの支援を受けて、アップルメーカー4社がクアルコムに対して独占禁止法違反の訴えを起こす

アップルの支援を受けて、アップルメーカー4社がクアルコムに対して独占禁止法違反の訴えを起こす

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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Appleの製造パートナー4社(鴻海/フォックスコン、コンパル、ウィストロン、ペガトロン)は、チップメーカーのクアルコムがシャーマン反トラスト法の2つの条項に違反したとして同社を訴え、反訴を起こした。

アップルはメーカー側の法的弁護に資金を提供し、実際には被告として参加していることを、同社幹部がロイター通信に確認した。連合は火曜日遅く、南カリフォルニア地区連邦地方裁判所に訴訟書類を提出し、訴訟を開始した。

アップルは1月にクアルコムを提訴し、韓国の捜査への協力に対する報復として10億ドルの特許ライセンスリベートを差し控えたと主張した。訴訟ではまた、クアルコムが市場での地位を濫用し、高額の特許使用料を要求すると同時に、チップ購入者に特許ライセンス契約を強制していると主張した。

クアルコムは4月に反訴を起こした。法廷闘争の最中、Appleはメーカーに対し、問題が解決するまでクアルコムへのライセンス料の支払いを差し控えるよう通告した。この通告を受け、Appleは5月にクアルコムから、iPhone関連のロイヤリティ支払いの契約上の義務を依然として負っているとして提訴された。

今週初め、クアルコムのCEO、スティーブ・モレンコフ氏は、アップルとの争いが法廷外での和解で終わるだろうと楽観的な見方を示した。しかし、同社はアップルの訴訟に先立って提起されたものの、同様の主張を含む別の米国連邦取引委員会(FTC)訴訟に依然として対処する必要がある。