6週間の「実際の使用」を経て、モスバーグ氏はiPhone 4に対する当初の評価を維持した。

6週間の「実際の使用」を経て、モスバーグ氏はiPhone 4に対する当初の評価を維持した。

ジョシュ・オンのプロフィール写真ジョシュ・オン

· 1分で読めます

ウォール・ストリート・ジャーナルのウォルト・モスバーグ氏は、最初のレビューの続きで、受信感度の低さや通話切れの問題について警告しながらも、引き続きアップルのiPhone 4を「同クラスで最高のデバイス」と称賛した。

モスバーグ氏は、2台のiPhone 4を6週間連続使用した結果、「AT&Tの電波が平均的または強い」地域ではiPhone 4の性能がiPhone 3GSよりも概ね良好であったが、電波の弱い地域では3GSよりも性能が劣ることを発見した。iPhone 4の1台はAppleから提供されたレビュー用端末で、もう1台はモスバーグ氏が購入したものだった。

モスバーグ氏は、受信状態が悪い地域ではiPhone 4の方がiPhone 3GSよりもパフォーマンスが良いというAppleの主張に異議を唱えた。彼の経験では、iPhone 3GSはiPhone 4と比べて通話が切れる回数が少なく、「圏外」ステータスが表示される頻度も低かったという。

モスバーグ氏の結論は、当初のスマートフォン評価と一致していた。最初のレビューでは、モスバーグ氏はiPhone 4のデザインと機能を高く評価していたものの、ネットワークの選択肢の少なさを批判していた。

AT&Tは「多くの都市で通話の接続と維持に問題のあるネットワークを運営」しており、無制限の定額データプランを廃止しているため、モスバーグ氏はAT&Tの受信状態が悪い地域の人々にこのスマートフォンを推奨できなかった。

「デスグリップ」問題について、モスバーグ氏は、携帯電話を握ると信号バーが「変動」するが、深刻な問題ではないと指摘した。場合によっては、アンテナ間の左側の継ぎ目を意図的に触ると、バーが実際に上昇することもあったとモスバーグ氏は指摘した。

モスバーグ氏は、記事の最後に、良好な受信エリアでは iPhone 4 の方が iPhone 3GS よりも使い勝手が良かったと認め、AT&T の受信状態が悪い「居住地、勤務地、旅行先」のユーザーにはこの端末を推奨しないことを改めて強調した。