AppleInsiderスタッフ
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中国企業のバイトダンスはドナルド・トランプ大統領の命令によりTikTokの米国事業からの撤退を検討しており、オラクル社が引き継ぐ企業になる可能性がある。
CNBCは月曜日、事情に詳しい人物の話として、バイトダンスが利益の大きいTikTokの売却を狙う中、エンタープライズソフトウェア専門のオラクルが参入すると報じた。
オラクルは、現在TikTokの株式を保有する米国のベンチャーキャピタル企業グループと提携すると報じられている。CNBCはオラクルと提携している投資家を特定しなかったが、フィナンシャル・タイムズの報道によると、ジェネラル・アトランティックとセコイア・キャピタルがTikTokの米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド事業の買収計画に賛同しているという。
今月初め、マイクロソフトが300億ドルの買収提案でトップに立っていると報じられた。CNBCによると、マイクロソフトとオラクルのグループは、この人気ソーシャルメディアアプリへの関心を示している他の企業を「はるかにリード」しているという。
報告書でも指摘されているように、エンタープライズソリューションに注力するオラクルにとって、TikTokは奇妙なターゲットだ。しかし、このアプリはオラクルの様々なマーケティング製品に貴重な顧客データを提供する可能性がある。
トランプ大統領は先週、バイトダンスに対し、90日以内に米国におけるTikTok事業から撤退するよう求める大統領令を発令した。この新たな命令は、バイトダンスに対し45日以内に米国との事業関係を断つよう求めた以前の命令に取って代わるものである。
トランプ大統領は8月15日の大統領令で、「バイトダンスが米国の国家安全保障を損なう恐れのある行動を取る可能性があると信じるに足る確かな証拠がある」と述べた。