ニール・ヒューズ
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ストラテジー・アナリティクスが水曜日に発表した最新調査によると、Appleの世界タブレット市場におけるシェアは、ほぼ2年ぶりの高水準に達した。iPadの牽引により、第2四半期の世界タブレット出荷台数は前年同期比67%増加した。
Appleは火曜日、第3四半期のiPadの販売台数が1,700万台に達したと発表した。これは前年同期比84%増となる。Strategy Analyticsによると、同四半期のAndroidタブレットの総販売台数は730万台と推定されている。
これにより、Appleは全世界のタブレット出荷台数におけるシェア68.3%を獲得し、Androidの出荷台数シェア29.3%の2倍以上となった。今年後半のWindows 8の発売を機にタブレット市場への進出を狙うMicrosoftの市場シェアはわずか1.2%だった。
「Amazon、Samsung、Acer、Asusといった企業への期待は高いものの、Androidコミュニティはタブレット市場におけるAppleの優位性にまだ大きな打撃を与えていない」と、Strategy Analyticsのエグゼクティブディレクター、ニール・マウストン氏は述べた。「目立たないハードウェアデザイン、携帯電話モデルの普及率の低さ、そしてタブレット向けに最適化されたサービスの少なさなどが、Androidのこれまでの業績がまちまちである主な理由の一つとなっている。」
新しく発売された 7 インチ タッチスクリーン タブレット、Google Nexus 7 の発売により、Android の市場における存在感が増すと予想されています。価格は 199 ドルで、これは Apple のエントリーレベルの iPad 2 (399 ドル) の価格の半額です。
マイクロソフトは今秋、iPadやAndroidタブレットと同様に低消費電力のARMプロセッサを搭載した独自のタブレットハードウェア「Surface」をリリースし、AppleのiPadに対抗する強力な攻勢をかける予定だ。Surfaceは、ARM CPUで動作するように設計されたWindows 8の特別バージョンを搭載する。