アンバー・ニーリー
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ティム・クック氏が2017年にLuxshareの工場を訪問|画像提供:Apple
iPhoneのサプライチェーンでの地位を確保するために、AirPodsのサプライヤーであるLuxshareがiPhone工場を4億7200万ドルで買収した。
LuxshareはすでにAirPodsやApple Watchの主要組み立てパートナーとしてAppleのサプライチェーンに加わっているが、同社はiPhoneのトップメーカーになることを望んでいる。
日経アジアンレビューによると、そのためにLuxshareはWistronの中国子会社2社を33億元(約4億7150万ドル)で買収する予定だという。
これらの子会社を買収することで、Luxshareは中国江蘇省鼓山にあるWistronの主要組立工場を管理することになる。
5月、LuxshareがiPhone用の金属製ケースとフレームを製造するCatcher Technologyと交渉中だったことが明らかになりました。LuxshareはAppleの要請を受け、Catcher Technologyの買収を計画していました。しかし、Catcher Technologyの提示価格が高すぎることが判明し、Luxshareは買収を断念せざるを得ませんでした。
「キャッチャーの高すぎる価格が原因でラクスシェアとキャッチャーの最終交渉が決裂した直後、この中国企業はウィストロンとの交渉を進めた」と情報筋は日経アジアンレビューに語った。
ウィストロンは金曜日、台湾証券取引所への提出書類で子会社売却の意向を発表した。売却対象となる施設は明らかにされていないが、関係者によると、売却対象は崑山市のiPhone組立工場であることが確認されている。
匿名の情報筋によると、この計画はAppleによって全面的に支持されている。Luxshareが中国でのiPhone組み立てを引き継ぎ、WistronはiPhone生産の大部分をインドに移転する計画だと報じられている。