ロジャー・フィンガス
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DJI Mavic Pro。
報道によると、アップルは、米国連邦航空局が通常許可している範囲を超えたさまざまなドローンテストへの参加を希望している大手企業のひとつで、この取り組みによってアップルマップの画像が向上することを期待しているという。
ロイター通信によると、間もなく開始される実証実験では、夜間飛行、人混みの上空飛行、そしてオペレーターの視界外飛行などが含まれる予定だ。関係筋によると、Apple、エアバス、Amazon、Intel、Qualcommなど200社以上の企業が参加を希望しているという。
Appleは、Apple Mapsの改良を目指しており、おそらくアプリのFlyover機能用に撮影された高解像度画像を活用することになるだろう。同社は例年通り、プライバシーに配慮したプロジェクトを進めており、顔やナンバープレートの番号といったセンシティブな被写体はぼかすとしている。
米国運輸省は水曜日の後半に、実証実験の実施自治体10社を発表する予定だ。候補自治体は様々な企業と提携しており、ノースカロライナ州と関係のあるのはアップル社だ。
ネバダ州のディーン・ヘラー上院議員は、ドローンによる除細動器やドミノ・ピザの配達を開発しているFlirtey社と連携し、リノ市は勝利を収める自治体の一つであると主張している。
米当局者はロイター通信に対し、他の受賞プロジェクトでは農業、荷物の配達、空港付近でのドローン飛行、パイプラインや環境監視といった分野に取り組んでいると語った。
AppleはDJIなどの企業のドローンを販売している以外、通常はドローンとはあまり関係がありませんが、Apple Mapsのデータを迅速に更新するために、以前からドローンを活用してきたようです。また、偵察用にGoogleのようなミニバン型のドローンも保有していますが、その速度ははるかに遅いです。
アップルは施設の監視、荷物の配達、あるいは自社製ドローンの開発も検討している可能性もあるが、そのような噂は今のところない。同社の自動運転車における主な関心は、自社の自動運転車プラットフォームにあると考えられている。そして、その目標は「アップルカー」ではなく、1社以上の配車サービス企業との提携だと考えられている。
更新:州の所属情報と予想される展開の詳細が更新されました。