ニール・ヒューズ
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8月にRBC/IQ ChangeWaveが実施した調査では、回答者200人のうち99%がiPhone 3GSに満足しており、そのうち82%が「非常に満足」と回答しました。これは、過去2世代のiPhoneで既に高い評価を得ていた統計(73%の顧客が「非常に満足」と回答)から大幅に改善された結果です。同様に、iPhone 3GS購入者の94%が、製品が期待通り、あるいは期待を上回ったと回答しています。
しかし、iPhoneの米国キャリアであるAT&Tは、この製品の最大の落とし穴と目されていました。iPhone 3GSユーザーに製品の不満点をランク付けしてもらったところ、55%がAT&Tネットワークを挙げました。次いで、バッテリー駆動時間が短すぎると感じた人が41%、会社のIT部門が製品をサポートしていないと感じた人が8%でした。
このデータは、RBCキャピタル・マーケッツの最新レポートの一部として金曜日に発表されました。アナリストのマイク・アブラムスキー氏は、顧客満足度を理由に、AAPL株の「アウトパフォーム」レーティングを改めて強調し、目標株価を190ドルに据え置きました。
最も気に入っている機能としては、タッチスクリーンインターフェースが45%でトップとなり、次いで使いやすさとWebブラウジングの高速化が挙げられました。iPhone 3GSを購入した人のほとんどは、自分が何を手に入れるのかを正確に理解していたようです。回答者の41%は旧モデルからの移行でした。他社製品からの乗り換えは、モトローラ(18%)が最も多く、次いでノキア(11%)、RIM(9%)、サンヨー(8%)、Palm(6%)の順でした。
「iPhone 3GSのユーザーは満足度が高く、Appleへの強い忠誠心を持つグループであり、Appleの革新性(タッチスクリーン、ソフトウェアUI、アプリケーション)が、新規購入者をAppleのスマートフォンに惹きつけ続けている」と報告書は述べている。「この高い顧客満足度を達成することでAppleが得るメリットとしては、強力な価格決定力、高い顧客生涯価値、強力で低コストなバイラルマーケティング(他者への推奨)、キャリアチャネルの影響力向上、Appleの他の事業(例:Mac)への間接的なメリットなどが挙げられる。」
この調査は、Appleの顧客がiPhoneに、Macなどの同社の他の製品と同様に、あるいはそれ以上に満足していることを実証しています。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleは、調査対象となった他社と比較して、顧客満足度とサービスにおいて一貫して競合他社を上回っています。