Apple Musicのディレクター、イアン・ロジャースが新たな仕事のために突然退任

Apple Musicのディレクター、イアン・ロジャースが新たな仕事のために突然退任

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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2014年にアップルが30億ドルで買収したビーツの中核幹部の一人、イアン・ロジャーズ氏は、音楽ストリーミング事業以外の事業に取り組むため、すでに同社を去ったと、金曜日に明らかになった報道で明らかになった。

フィナンシャル・タイムズ紙によると、アップルはロジャーズ氏の退社を認めたものの、それ以上のコメントは控えた。匿名の情報筋が同紙に語ったところによると、ロジャーズ氏はカリフォルニアを離れ、欧州に拠点を置く別の業界の企業に転職するという。

ロジャースの異動は、彼が開発を主導したプロジェクトであるBeats 1ラジオの立ち上げからわずか2か月後に行われました。報道によると、このプロジェクトには、元BBCラジオDJのゼイン・ロウの採用や、同局の番組ラインナップの誕生も含まれていました。公式には、ロジャースはApple Musicチームの一員でした。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、同僚たちはこのニュースに驚いたという。ロジャーズ氏は2014年8月にアップルに入社する前、Apple Musicの基盤となっているオンデマンドストリーミングサービス、Beats MusicのCEOを務めていた。

ロジャーズ氏がアップルでの在任期間に不満を抱いていたのか、それとも単に新たなチャンスを掴みたかっただけなのかは不明だ。また、後任が誰になるのかも不明だ。

ストリーミングの人気の高まりに伴い、音楽ダウンロードの売上が引き続き減少する中、Apple MusicとBeats 1は同社のデジタルサービス事業の鍵を握るとみなされています。9月末には重要な節目を迎えます。Apple Musicの会員は試用期間を終え、サービスに料金を支払う価値があるかどうかを判断しなければなりません。