アップルとサムスンのトップ幹部が特許訴訟について協議

アップルとサムスンのトップ幹部が特許訴訟について協議

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アップルとサムスンの「最高レベル」の幹部らが、法廷闘争について協議するために会合を開いていたことが、金曜日に行われたこの訴訟の審理で明らかになった。

ロイター通信によると、アップルの弁護士ハロルド・マケルヒニー氏は、金曜日の公聴会でルーシー・コー米地方判事の質問に答える形でこの事実を明らかにした。

「みんなここで仲良くやっていけるんじゃないの?」とコー氏は言い、両社に法廷外での解決を提案した。「チョコレートの箱を贈ってあげるわよ、何でもいいから」と付け加えた。

マケルヒニー氏は、この件は両社の「最高レベル」の幹部たちの注目を集めていると答えた。「彼らを会わせることはできますか?」とコー氏は尋ねた。「彼らは実際に会って話し合っています」とマケルヒニー氏は答えた。

4月、AppleはSamsungを提訴し、Appleの技術、インターフェース、そしてスタイルを露骨に模倣していると主張した。韓国の家電大手Samsungは直ちに反訴を起こし、Appleがデータ伝送関連技術を侵害していると主張した。

先月、裁判官は、特許侵害の疑いがあるサムスンの未発表タブレットとスマートフォンのサンプルを閲覧するというアップルの申し立てを認めた。サムスンはこれに対し、アップルの次世代iPhoneとiPadの「最終版、商用版」の閲覧を求める同様の申し立てで反撃した。

しかし、アップルは今週初めに提出した反訴で、サムスンの申し立てを嫌がらせと非難した。iPhoneメーカーであるアップルは、原告であるアップルに対し、「模倣者」は自社製品を一切見る必要はないと主張した。アップルは自らを「世界で最も秘密主義的な」企業の一つと称し、新製品発表イベントを「テクノロジー業界における一大イベント」と表現した。

アップルは木曜深夜、ギャラクシータブ10.1やネクサスS 4Gなどサムスン製品12点を訴訟対象に加え、同社がiPhoneとiPadを「露骨に模倣」する点で他の競合他社よりも「さらに大胆」であると述べた。