AppleInsiderスタッフ
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アップルは木曜日、従業員へのメモの中で、新型コロナウイルス感染拡大が引き続き国内に甚大な被害をもたらしていることから、米国のすべての小売店を5月上旬まで閉鎖する計画だと述べた。
アップルの小売・人事担当上級副社長ディアドラ・オブライエン氏は従業員に直接語りかけ、同社はオフィスと小売施設の両方で地域の状況を毎日監視しており、「徹底的かつ思慮深い検討と地方自治体および公衆衛生の専門家からの最新の指導」を受けて初めて店舗の再開を決定すると述べたとブルームバーグが報じている。
当面の間、従業員は在宅勤務の規則を遵守し、Geniusesのような小売店の従業員にはリモートテクニカルサポートのオプションも提供されます。Apple Parkを拠点とする企業従業員も、ウイルスの拡散を防ぐためリモートワークを実施しています。
アップルは、親が「必要に応じてスケジュールを調整できるサポートと柔軟性」を確保できるよう、柔軟な勤務オプションを開発していると、報告書には記されている。オブライエン氏が指摘したように、多くの親は、危機が続く中、学校を休んでいる子供の世話と仕事の両立に苦境に立たされている。アップルは、すべての従業員に対し、経営陣と何らかの対立が生じた場合、それを表明するよう奨励していると報告書は述べている。
クパティーノに本社を置くこのテック大手は、急速に拡大する新型コロナウイルスから顧客と従業員を守るため、3月14日に中華圏を除くすべてのブランド直営店を閉鎖した。当初の計画では、Apple Storeは3月27日に再開される予定だった。
さらに最近では、オブライエン氏は先月のメモで、修正されたスケジュールでは一部のアップルストアが4月前半にオープンする予定であると述べていたが、これも米国の店舗にとっては過度に楽観的だったことが判明した。
米国では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数が急増を続けており、木曜日時点で24万5000人を超える感染者が確認されています。連邦政府が対応に追われる中、州および地方当局はウイルスの影響を軽減・管理するため、隔離措置の実施や屋内退避命令を発令しています。