パブロ・エスコバルの弟がアップルを26億ドルで訴え、iPhoneのセキュリティが「緩い」と主張

パブロ・エスコバルの弟がアップルを26億ドルで訴え、iPhoneのセキュリティが「緩い」と主張

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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ロベルト・エスコバルは最近、亡き兄の名を冠した折りたたみ式スマートフォンを発売した。

コロンビアの麻薬王、故パブロ・エスコバルの弟ロベルト・エスコバルが、iPhone XがFaceTime経由でハッキングされたと主張してアップルを相手取って訴訟を起こした。

ゴシップサイトTMZが入手した訴訟の中で、エスコバル氏は自身のiPhone Xが不正アクセスされ、住所が漏洩したと主張している。エスコバル氏は独自の調査の結果、FaceTimeの脆弱性が原因だと主張した。

訴状の中でエスコバル氏は、iPhone Xを購入してから1年後にディエゴという人物から脅迫状を受け取ったと主張している。さらに、身の安全のために転居し、警備員を増員しなければならなかったこと、そしてその状況によって精神的苦痛を受けたことを主張している。

エスコバル氏は、購入前に何度か暗殺未遂に遭ったため、セキュリティ対策としてiPhone Xを購入したと述べた。Appleの担当者から、市場で最も安全なデバイスだと保証されたようだ。

2019年、エスコバルは兄の顔写真をデフォルトの背景にした金色の折りたたみ式スマートフォンシリーズを発売した。同時に、彼は「国民を騙し、価値のない携帯電話を販売した」としてAppleを300億ドルで訴えると宣言した。