マイケル・ハーパー
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サムスンが新型スマートフォン「ギャラクシーS4」を2,000万台出荷したとの報道を受けて、あるアナリストは、アップルが同数のiPhone 5を出荷するのにかかった時間は半分以下だと推定した。
AppleはiPhoneの販売台数をモデル別に集計していないため、ISIグループのブライアン・マーシャル氏は公式の初週の数字と四半期の収益報告を参考にして、Appleに提供した予測値を算出した。
推計によると、iPhone 5発売後25日間で、Appleは1日あたり80万5000台を出荷した。一方、SamsungのGalaxy S4の出荷台数は、その半分以下、約33万3000台だった。
5月、Galaxy S4が発売されてからわずか数週間後、サムスンは出荷台数1,000万台を達成したと発表した。比較すると、S4の前身機種であるGalaxy S IIIでは、出荷台数1,000万台に達するまでに50日もかかった。
そして今週、Galaxy S4の出荷台数が6月末までに2,000万台に達したとの報道がありました。これは、Galaxy S4がサムスン史上最も人気のあるデバイスとなることを意味します。
昨年秋、AppleはiPhone 5の発売初週末だけで500万台を販売したと発表しました。iPhone 5が発売された最初の四半期では、前世代のiPhone 4SとiPhone 4を含め、合計4,800万台のiPhoneが出荷されました。
Galaxy S4はサムスンの販売記録を更新しているものの、発売からわずか数ヶ月で最新スマートフォンの需要は冷え込んだとの噂が出ている。6月には、JPモルガンが第3四半期の売上高が投資家の期待を裏切ると指摘したことを受け、サムスンの時価総額は124億ドル減少し、1,878億ドルとなった。
同様に、市場はAppleのiPhone 5の需要が落ち込んでいるとの報道にも否定的に反応している。そのため、早ければ9月にも発売されると予想される、非公式に「iPhone 5S」と呼ばれているAppleの次世代端末への期待が高まり始めている。
ISIグループは引き続きAAPL株を「強い買い」銘柄として、目標株価を600ドルに設定しています。同社は今後9ヶ月間で、新型ハイエンドiPhone、低価格iPhone、さらには5インチディスプレイ搭載のiPhoneなど、多数の新製品が登場すると予想しています。