ジョージア州最大の医療システムがMacに切り替え

ジョージア州最大の医療システムがMacに切り替え

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

· 1分で読めます

エモリー・ヘルスケアはPCからMacBook Airに切り替えている

エモリー・ヘルスケアは Mac に切り替え、MacBook Air を臨床医のデフォルトのラップトップにする予定です。

エモリー大学は2016年にパーキンソン病に特化したアプリでアップルと提携したことがある。しかしモダン・ヘルスケアによると、これまではPCを標準化していたという。

最高情報・デジタル責任者のアリスター・アースキン博士は、エモリー大学が約100万ドルをかけて830台のMacBook Airを購入したと同誌に語った。エモリー大学のウェブサイトに掲載されている経歴によると、アースキン博士は「エモリー大学の組織のデジタル変革を担っている」という。

エモリー大学は今後、すべての臨床医に MacBook Air をデフォルトのノートパソコンとして提供する予定だと彼は言う。

「最終的には、エンドユーザーにとって体験がより簡単になると思います」とアースキン博士は述べ、エモリー大学の臨床医らがアップルのデバイスの使用について問い合わせてきたと付け加えた。

「多くの医師が自宅でMacを使っていますし、多くの研究者もMacを使っています」とアースキン博士は述べた。「医療現場ではMacを使わない習慣があるため、Windowsベースのデバイスをある程度許容しているのだと思います。」

アースキン博士はまた、MacBook Airのエネルギーコストの低さもあって、エモリー大学は100万ドルの投資を回収できると見込んでいると述べた。また、Windows PCに比べて技術サポート費用も大幅に削減できると見込んでいる。

Epic EHRがMac App Storeに登場

Macへの標準化の一環として、エモリー大学はEpic社の電子医療記録(EHR)ソフトウェアを200台のMacBook Airノートパソコンに導入します。Epic社は現在、Mac App StoreでEHRソフトウェアをリリースする準備を進めており、これにより大規模クライアントのモバイルデバイス管理(MDM)がより容易になります。

Epic が Mac App Store に移行したのは、Emory のような顧客からの要望と、Apple の開発者サポートによるものだと伝えられている。

AppleとEpicの提携は、2020年にAppleが患者の医療データへのアクセス拡大を目指す政府の取り組みを支持した際に生じた意見の相違を受けてのものだ。当時、Epicは米国の医療制度に「過度の負担」をかけるとして、この考えに反対していた。