ダニエル・エラン・ディルガー
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出典:カウンターポイント・リサーチ
カウンターポイント・リサーチは、アップルのiPhone 6sが中国で「記録を破り」、1か月間で700万台を販売し、9月のスマートフォン販売の19%のシェアを獲得したと報告した。
新登場のローズゴールド仕上げの人気に後押しされ、iPhone 6sはAppleを2位のHuaweiと3位のXiaomiに追い抜いた。一方、Samsungは中国のスマートフォンランキングで大きく順位を落とした。同社は、Appleが米国でもスマートフォン販売をリードし、世界最大の携帯電話市場である米国と中国の両方で「二冠王」を獲得したと指摘した。
同社によれば、月次マーケットパルスの市場シェアデータは、「カウンターポイント・リサーチのチームがさまざまな市場(35か国)の大手量販店や販売店で調査したセルスルー(売上)に基づき、サプライチェーン調査、需要側調査、専門アナリストの推定と照合して、世界的な月次売上データベースを完成させている」という。
カウンターポイント社のリサーチディレクター、トム・カン氏はプレスリリースで、「アップルは中国市場を制覇したため、現地の競合他社からの継続的な攻撃を受けるだろう。しかし、アップルは中国で高級品と高品質を象徴するブランドとして定着しつつある」と述べた。
同僚のピーター・リチャードソン氏は、「米国市場を強固に掌握し、中国でも確固たる地位を築いているインドは、アップルの次のターゲット市場となる可能性が高い。しかし、インドは中国とは全く異なる市場であるため、独自の戦略的アプローチが必要となるだろう」と付け加えた。
アップルは本日の営業終了時に四半期決算報告を発表する予定だ。