ダニエル・エラン・ディルガー
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今年初め、米陸軍がアップルのモバイル機器に関心を示していると報じた記事に続き、BBCの新しい記事では大西洋を越えた同様の関心について報じている。
ウィルトシャーの王立砲兵学校では、すでにiPadを使って兵士たちに「射撃任務」の対処法を訓練している。これは、数マイル離れた場所から敵の砲火に直面するシナリオである。報告書によると、初期の試験運用では、兵士たちは「教官の講義を聞いていた以前よりも、専門用語や手順をより早く習得した」という。
すでにアフガニスタンで任務を終え、現在2度目の任務に向けて訓練中のランス・ボンバルディアのジェイソン・マーカム氏は、BBCに対し、「教室に座ってプレゼンテーションを見ながら情報を与えられるよりも、[iPadを使った訓練は]もっと楽しくなります」と語った。
「コースにいるときは、これをブロックに持ち帰って練習したり、ちょっとした競技をしたりすることもできます。」
iPadを使った訓練の導入に取り組んでいる陸軍訓練担当官リッチ・ギル少佐は、「このような技術を使用すれば、訓練時間を短縮できる可能性がある。アフガニスタンでの作戦に人々が集中している今日では、これは非常に重要なことだ」と指摘した。
「彼らは現地に行く前も、帰ってきてからもやらなければならないことがたくさんあります。このシステムを活用してトレーニングの量を減らすことができれば、素晴らしいことです。」
軍隊が人員削減に直面している中、iPadを使った訓練への移行は費用対効果が高いとギル氏は述べた。参考資料やマニュアルの印刷など、関連経費の削減につながるからだ。「必要な資料はすべてiPadですぐに入手できますし、モバイル性も抜群です」とギル氏は述べた。
チームが検討した15種類のデバイスの中にはAppleのiPadも含まれており、「このプロジェクトが始まった当時、市場で最高のハードウェアでした」とギル氏は述べた。同じチームは現在、パイロット向けの3Dトレーニングアプリを開発中で、上空から様々な種類の車両を素早く識別できるようにすることを目指している。